俳句

2015/03/26

No.1736 俳句はやっぱり語彙が必要

 先日の戸井雀水さんの一句 2006年の作です。

「晩秋や ねこに聴かせん 酒のぐち」 なんか酒の句ばかりになってきた!?

次はその年の最後の句のようです。

「狭き視野 拡がらぬまま 年の暮れ」 これはまじめに一年を反省…

 

とまあ、こんな感じで、なんとなくその様子とか風情が想像できる。いい感じです。私自身が俳句を作るわけではありませんし、句集を読むのが好きだとかいうわけでもないのですが、たまに目にする俳句で「なるほど」なんて思うのがあります。デジタルな世界になって、SMSが当たり前になり、短文でのコミュニケーションが主流の今、俳句って結構時代に合っているのでは?などと思うのですが、実はこれって結構「語彙」がないとダメですよね。漢字・単語の使い方、選び方で雰囲気ががらりと変わる。そうなると、SMSやってるだけではやっぱり俳句は無理か!? 本を読みましょう。

 

 「雪靴は 棚奥のまま 春立ちぬ」 2006

 

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2015/03/24

No.1734 行秋や 終の住居は海越えし

 最近バスケットとクリケットネタばかりだったので、がらっと変わって

 39日に愛媛の松山に弔問させていただいた、当社OBの戸井勇さん(雅号 戸井雀水)さんの俳句がいいんですよね。今日はそれをご紹介します。

 まずこれ! 「行秋や 終の住居は海越えし」 終の棲家 ではなく「住居」としているのが、なんとなく、これから新しい道後温泉の真ん前のマンションに引っ越すんだという感じがしたりして…。平成17年立冬(2005年)となっていて、このとき大阪の枚方(ひらかた)からご子息がいる愛媛の松山に引っ越された「転居案内」の葉書に書いてありました。当社をお辞めになり、元の職場の明治製菓さんが協賛した1990年の大阪花博キャンディキャッスル館(日本菓子加工食品振興協会)の事務方をされた15年後です。

 ご案内を受け取った私としては「海を越えなんて、なにを大げさな!?」と笑った覚えがあります。でも、これってなかなか味があるな、と思って記憶に残ったのも事実。今回松山で弔問した際、奥様からこの葉書を見せていただき、しっかりと思い出しました。当社の関西事務所長を辞されてから17年くらい?経過してのものですが、戸井さんらしい。ということで、戸井さんの俳句をもう一つご紹介。

 2006314日の句。「許されよ 昼酒うまし 春の雪」  雪の松山、道後温泉で昼酒…。いい感じだな! 私もやってみたい!?

 

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