No. 3834 走っているトラックが横転するくらいの猛烈な風
台風ですが、終戦記念日です。インドは一年遅れではありますが、この日に独立しました。よってインドは今日は祝日。
ところでニュースを見ていると「走っているトラックが横転するくらいの猛烈な風です」という説明がやたらに目立つようになりました。これって「こいういう表現をするように」というルールになったんでしょうか? 暴風雨で横転するのはトラックだけですか? 確かに背が高いので、荷物を積んでいないと横風に弱いです。よってトラックは荷物を積んでいない空車時に傾けても倒れない角度が決められていて、左右それぞれ最大安定傾斜角が35度以上となってます(車種によって若干違いますが)。要するに車体を傾けて、反対側の車輪が地面から離れてしまうときの角度で、これを「転角」と呼んでいます。
ちなみにクレーン車やレントゲン車のように重心が高い車は、転角は30度以上必要です。これって結構な角度ですが、それでも強風で倒れるときがあるのです。で、「走っているトラックが横転するくらい…」となってしまう。
今日のテレビの映像は乗用車が倒れているものしか見てませんが…。トラックが倒れていなくて良かったです。
ということなんですが、余りに繰り返し「走っているトラックが…」言われるので、運送業として、こういう表現マスコミに考えて欲しいと思います。少しは別の表現混ぜてください。たとえば「街路樹が倒れるほどの猛烈な風」とか「屋根瓦が飛ぶような猛烈な風」とか…
この台風、鳥取を襲いましたが、ニュースでも結構名前が出てきた鳥取県の八頭町(やず)。ここに「やずブータン村」というのがあります。光澤寺というお寺のご住職、宗元英敏さんが活動の中心。
心配になって連絡を入れたら、「無事」とのこと。ちょっとずれていたら大変だったと…。ご無事で何よりでした。
ということで、やずブータン村のホームページ、ご覧になってみてください。
レイ・ブータン LAY BHUTANのお買い求めはこちら
「リーン・ウエアハウジング」のお求めはアマゾンで 電子版はこちらです。
『「事業継続」のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル』はこちら!
#やずブータン村#台風7号#走っているトラックが横転する#八頭町#光澤寺#転角#歳代安定傾斜角
最近のコメント