No. 3941 2024年問題はこれから
24日(木)、広域運送事業協同組合の秋季研修会で秋田に行ってました。秋田でがんばっている物流会社、秋印の三浦社長が準備をしていただきました。
ご存知のように秋田は人口減少がもっとも厳しい県。減る人口と物量の中で物流をどう回していくのか? 農産物の保管・輸送から多角化していく様子を見学させていただきました。やはりしっかりした将来像を描いて、先代から引き継いだ仕事でも方向転換をしっかりしていくことが大切。しっかりした経営の軸が出来ていることに感心しました。
2024年問題、高齢化、人口減少と、果たして「誰が運ぶの?」という問題なのですが、これが本質を理解してもらえてない状況です。ここに来て中小零細運送事業者が経営に行き詰まって廃業・倒産が目立ってきました。トラック10台の会社でドライバー2人辞めたら、売上は2割減。当然赤字になります。そうすると、経営者のみならず、残った8名のドライバーも影響を受ける。この繰り返しが起こってきています。
2024年問題、始まったばかりです。
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