文化・芸術

2022/11/24

No. 3742 ブラックフライデーの前に感謝祭

 喉の方は、一歩ずつ地道に回復に向かっています。

 さて、今日木曜日はアメリカでは感謝祭(Thanks Giving)です。七面鳥を食べます。前にも書いたことがありますがアメリカは11月の第4木曜日。カナダは10月の第2月曜日。日本ではワールドカップに吹き飛ばされてる感がありますが、昨日が「新嘗祭(にいなめさい)」ですよね。天皇陛下が新しく収穫された米を食される儀式。今は勤労感謝の日となって、農業人口が2%を割っているという事実を物語ってます。ともあれ、秋の収穫に感謝するこれらの感謝祭。アメリカでは七面鳥を豪快に焼いてみんなで食べます。ホワイトハウスではバイデン大統領が恒例の「七面鳥の恩赦」のセレモニーをやってました。ラッキーにも食べられなくて済む七面鳥です。

 残念なのはその翌日の「ブラックフライデー」だけが都合良く輸入されてしまいました。日本だったら勤労感謝の日の翌日になるので、今年はブラックサーズデー? まあ、1123日に決まっちゃっているのでそうもいかないので、ブラックフライデーだけ輸入ですね。

 昔はこの位の時期から「年末商戦開始」とか言っていたんですが、ブラックフライデーの方が今風なんでしょうか?

 以前から何回も言っていますが、ハロウィーン⇒Thanks Giving⇒クリスマス と来るんですが、どうにも感謝祭 Thanks Givingだけは勤労感謝の日とマッチングしてもらえません。勤労感謝の日には鳥の丸焼き、ローストチキン食べましょう!ってやらないのでしょうか? ということで、ブラックフライデーだけがやってきます。

 

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#Thanks Giving#感謝祭#ブラックフライでー#新嘗祭#年末商戦#七面鳥

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2019/10/31

No.2985 アストロズ… そして山火事

今朝方の首里城炎上のニュースはショックです。

アストロズが先行したのに逆転されたのもショックです。それもお互いワールドシリーズ史上発の地元で一生も出来ないでの優勝。驚きです。

でも、ワシントンDCにとってのほぼ初めて近い優勝。元はモントリオール・エクスポスであっても、トランプ大統領は大喜びでしょう!?

NBAはトロント・ラプターズが優勝するし、カナダの時代でしょうか?

当然ですが、FOXニュースはに出演の大統領の側近コンウェイさんも以下のようにはしゃいでいます。

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そして、番組そのものも進むにつれてこんな感じで…

20191031_fox-news2_r

来年アストロズを応援にヒューストンに行かなくてはいけないと真剣に考え始めています!?

 

さて、カリフォルニア州の山火事ですが、私が翻訳した『「事業継続」のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル』の著者、ベティー・キルドウさんはカリフォルニアに引っ越されましたが、無事だそうです。今回の山火事はカリフォルニアの北の方なので、キルドウさんの住んでいる南の方には影響していないようです。なによりです。でも、風向きによって煙が遙か彼方から飛んでくるようです。これてPM2.5でしたか? ジェット気流の向きを考えるとヨーロッパまで行くのでしょうか? 当然その手前はニューヨークです。

そして、Pacific Gas and Electricによって電機を供給されているエリアは、火災防止のために計画停電の恐れがあります。備えましょう。

 

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2018/05/13

No.2681 おみやげ

 同窓会に出席するためにアメリカから来日される方が、種々お土産を持って来ていただきますが、当然大学のロゴをあしらった「グッズ」が主流。Tシャツとかトレーナーを想像する方が多いでしょうが、それだけに止まらない、ほとんど全部の生活を学校のロゴで固められるくらい、何でもあります。

 今回持って来てくれたのは、カードスタンドと、スマホの背面に貼るカード入れ。こんな感じです。

 

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 まあ、よくあるもんだなーと毎回感心しますが、私が今まで貰ったものでビックリしたのが、「スパルタン・パスタ」 要するに学校のマスコットマークの「スパルタ人のヘルメットの形をしたパスタ!」 なんです。

                           

 

 

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クッキーもあります!

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 こうなると宗教ですね。だから、Tシャツとか着るモノも「メッセージ性のない無地」というのはアメリカではなかなか人気がない。単なる下着みたいになってしまいます。この辺の感覚が大きく違うと思います。

 

当然、老舗UCLAのストアは以下の通りものすごい充実ぶりです。いろいろご覧になってみてください。

http://shop.uclastore.com/

 

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2017/11/23

No.2570 いろいろ知らなかったー!

 知らない間に祝日になっていて…。久しぶりに祝日に自宅で…。雨だし、なんとなくインドから持ち帰ってきた新聞をちゃんと読みました。いろいろ話のネタの仕入れは重要。

 

 まず驚いたのは以下の記事。114日付けのヒンドスタンタイムスのスポーツ欄。

20171104_hidustantimes_article_wome

日本人とか中国系の人が映っていると、あれ?と目が向くのは自然な反応ですが、これって女子ホッケー? インドがディフェンディング・チャンピオンの日本を4-2で破ったと! そもそも女子のグランドホッケーはなかなか日本では話題になりづらい。それがこんなに大きな記事で…。あれ?場所は岐阜の各務原市ではないですか。ちゃんとKagamigahara(Japa)と書いてある。カガミハラと読んでしまうんですが、ほんとうは「かがみがはら」なんだそうです。やっぱりスポーツの人気度合いはお国によって違います。で、この日本でもあまり報じられていないホッケーのアジアカップトーナメント。インドが優勝したらしいです。日本のチームは「さくらジャパン」と言うらしいです。これもお勉強です。でも、日本ホッケー協会のロゴって、旭日旗のデザインなんですね。いろいろ問題あるのかなー? 今まで知りませんでした。日本ホッケー協会にホームページはこちら!

 さて、それ以上にインドで大きな問題、もはや政治問題となっているのが、歴史大作「Padmavati」という、1,500年代後半に実在したヒンズーの美貌の女王、パドマヴァティのお話なんだそうです。その美貌の噂を聞いたモスリムの王様が、女王を奪おうと戦争を仕掛けて襲ってくるという話しなんだそうですが、ヒンズーの女王がモスリムの王様と恋に落ちるわけがないとか、歴史ねじ曲げているとかで、与党のモディー首相率いるBJPの右寄りの方々が上映反対を訴え、さらには政治家が監督と主演女優の首をはねたものに賞金を出すとかスゴいこと言いだし…。野党は言論の自由だからよろしいのではとか…。

 で、この主演女優となっている女王を演じている、私も最近やっと名前を覚えた「Deepika Padukone(ディーピカ・パデゥコーン)」さんと監督のところには殺害予告が届くとか、大騒ぎのようです。121日の公開も延期されましたが、前々回インドに行ったときに教えてもらったのが、このディーピカ・パドゥコーンさんで、映画の出演料1本当たりでは世界で一番高い女優さんなんだそうです。知らなかったー。1本当たり数億円から4億円以上になることもあるとか…。

 ということで、正式な映画の予告ムービーのリンクを張っておきますので、ご覧下さい。いわゆる「最後に必ず踊る」ボリウッド映画のイメージとは全く違って、歴史大作という感じです。ディーピカ・パドゥコーンさん、さすが大女優という感じですが、命が狙われるとは…。

  

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2017/10/19

No.2544 グリーティングカードを出すのもの大変

 前回も書いたように、インドは「ディワリ(Diwari)」と言われる、中国で言う旧正月みたいなお休みです。従って、長いお休みになるので、インドの方は結構海外旅行へ。そして、クリスマスカードみたいに、いろいろとグリーティングカードがメールで送られてきます。

一部例として掲載させていただきますが、こんな感じ…。へーー。

 

Diwali2

Diwali

でも、インドはお祭りとか祝日とかいろいろあって、やたらにその日毎に来ます。これ、出す方ももらう方も大変では? ということで、インドの運送屋さんの会長さん、シャーさんからいつも送っていただいている最近のカードのリストを一挙公開!

825

 

Aug_25_2017  930

Sept_30_2017  1017

Oct_17_2017

 

1018

 

Oct_18_2017diwali_greeting

 

一斉同報と言っても、いやはや大変です…。

 

さて、今日は当社のインドプロジェクトの正式キックオフとして、東日本橋にあるインド料理屋さんで懇親会を開催しました。インドプロジェクトですから…。で、こんなのを頂戴しました…。南インドで有名なドーサです。

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2017/01/23

No.2312 地理の教科書で知っていたブラマプトラ川!

 アッサム州の州都グワハティーから車で2時間半くらい行った、Baligaonという農産物市場と、Bechimariというこれも農産物市場に行ってきました。とって返して一気にグワハティー空港に戻って、そこから17:00の飛行機でデリーへ。午前1:25発の成田行きに乗るまで、デリーの空港で時間つぶし。

 

 さて、その話の前段として?ひとつ。 昨日お世話になっているDassさんのご両親の家でランチをごちそうになりました。結婚式で親戚一同全国からアッサム州の実家に戻ってきているのです。

お父さんは引退した州の地方判事さんと言ったところですね。よってそれなりの生活がこういう国ではできる。3階建てのお家。メイドさんがいることはいますが、いわば家庭料理で、これが結構おいしい! 家庭料理は外食よりも油が少ないので食べやすい。

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 ドラえもんが大好きなDassさんの子供二人にお土産を渡して、Dassさんと午後3時過ぎから、なんと「ブラマプトラ川のサンセットクルーズ」というのに行ってきました。

20170122_brahmaputra_cruise_alfresc

お一人様250ルピーですから、400円くらい? ブラマプトラ川って、中学とか高校の地理とか世界史の教科書に出てきたのを覚えてます。ガンジス川と並ぶインドの大河で、途中でガンジスと合流します。で、書いてあったのが「沿岸は土地が肥沃で農産物の生産が盛ん」とかなんとか。

 12月に行ったダージリンもそうですが、まさに「行ってみないと分からない」 竹を編んだブリッジを渡り(これも相当なもんだと思いますよ。相当の人数が一度に渡るんですから!)遊覧船へ。

20170122_scarely_banboo_bridge_2

説明を聞いていたら、なんとこれだけ大きな川なのに、途中にダムも何にもないんだそうです。スゴイ! だからモンスーン(雨期)のシーズンに流れがいろいろ変わるらしい。これも豪快です。

日本の狭くて短くて急流の川になれている身には、ミシシッピ川を初めて見たときのように感動。全長2900Km! ヒマラヤの方から流れてきます。とはいっても、上流の中国がダムを造るとか何とか言い出していて、国際問題になっているんですよね。中国は水不足だし。

そして途中に島や中州があり、沿岸がいわゆるシルト層。粘土みたいなものですが、それよりは粒が洗い。大河の堆積物です。これが豪快にすごくあって、なるほど農業に適しているのが分かります。

20170122_brahmaputra_river_sunset_c

ダージリンも灌漑をしなくていいなど自然のアドバンテージがおおいにありますが、ここも毎年川が勝手に氾濫して「土壌の全取っ替え」を勝手にやってくれる感じで、二毛作だとか考えずにお米やその他いろいろできちゃったんでしょうね。だからインドの方々も言ってましたが、この辺の農業は大昔は良かったけれど、困らないのでナンの工夫もしなかったから、今やインド全国あるいは世界に大いに遅れてしまったと…。そうですよね。必要がないから発明が生まれない。ある意味自然に甘やかされたということなんでしょうけど、それによって文化は発展してきたということで、世界史などの記憶が結構蘇ってきました。私の感じたこんなことも、「ブラタモリ」に合っているのではないかと…。

その結果がこういう市場となっているんでしょうが、今日もYoutubeにアップする予定です。ご期待?ください。

ということで、肝心のサンセットクルーズの写真を。中で演奏しているバンドの曲がどうも雰囲気にマッチしてないのが難点でしたが!?インドの印象が変わる休日の1時間の船旅でした!

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2016/08/31

No.2194 課題図書 スシエコノミー

  新入社員のみなさんに、毎年恒例で課題図書として8冊から9冊の本を読んでもらい、私自身が添削しています。今回は「スシエコノミー2008/4 サーシャ アイゼンバーグ (), 小川 敏子 (翻訳) を読んでもらい、この月末に感想文が返って来ました。もう8年も前の本ですが、これが今でも新鮮。最初2007年にこの本をアメリカのアマゾンで知って原書で読んでいる内に、これは物流の入門書としても最適なので日本語版はいつ出るのかと著者にメールをしたのでした。なんとすぐに返信があり「日本語版は日経から出るけど、いつになるかは分からない」と教えてくれました。なんせ出版社のHPには「フィラデルフィア在住のジャーナリスト。5歳のときに寿司に出会って、寿司と寿司が口に入るまでのプロセスに興味を持ち始める。本書執筆のために1年半にわたり5大陸14ヶ国を取材。」と書いてある。本当にその取材力はすごいです。

 ということから、著者のものすごい取材力とレスポンスの良さと、そもそも論ですが、日本人がお寿司の歴史と世界に広まった「日本の文化の輸出」というグローバリゼーションを、なんとアメリカのジャーナリストから教わるという不思議。こういうのがあるから面白い。ということで、若い方々にも、こういうものすごい取材力をベースにした本を読んで欲しいと思って、この本を課題としています。身近なお寿司を通して、物流とグローバリゼーションが学べます。

 この著者のサーシャ・アイゼンバーグさんは、その次の著書が、なんとアメリカの選挙キャンペーンについて統計的データ分析を民主・共和両党がすさまじく行っている戦略を掘り起こした”The Victory Lab: The Secret Science of Winning Campaigns” という本。人種や性別、住んでいる地区によって、ダイレクトメールの内容を丁寧に変えているとか、日本の「名前連呼」とは丸で違う選挙を知ることができます。とは言え、これ日本語版が出てないので残念。11月の大統領選挙を「観戦」する上でも面白い本なんですが…。

 ともあれ、スシエコノミーは読んでみてください。アマゾンで、中古で安くなってます。

 

韓国ツアー!? 新入社員のブログ

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2016/07/26

No.2166 ルーツが同じなんだろうか?

 昨日はお休みを頂きました。仕事ではなく、ブログです。今日も朝から終日コルカタに本社がある超大手の不動産事業グループの専務さん(お父さんが社長)に案内してもらい、社歴30年で1,000億円企業にしたグループの施設を見学。いやー、学校まで経営していてすごいのなんの。勢いがあります。まるで中国の深センとか東莞のような繊維業界専門の団地まで作ってテナントを集めていたり、たばこ会社も持ってる。

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 途中クイックランチで食べたのが写真の「イドゥル」という米と豆の粉で作った、食感がまるで鹿児島の「軽羹(かるかん)」のようなパン。やっぱり大昔にルーツが同じだったりするんでしょうか? 歴史の偶然なのか? 甘くないだけの違いといった感じ。ちなみに今日はVトランスグループのシャー会長がわざわざムンバイから来ていただいたので、当然ジャイナ教の料理。根菜類一切なし。肉も魚もなし。でも、結構美味しい。ジャイナ教に入りなさいと言われて困りましたが!?

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 夕方5時から事務所で当社のプロジェクトについて話しをし、やっぱり出てきた「おやつ」というか「軽食」というか「ハイティー」というのか…。サンドイッチとお菓子が出てきて、これで結構お腹いっぱい。そもそもジャイナ教でも甘いものは大好きで、これだと太るよなー。

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 そして、インド人の経営者の信心深さというのも感心。近くにある檀家となっているお寺に連れて行ってもらいました。お参りは時計回りでこの祭壇を回る。正面でお参りしてから左横、真後ろ、右横に神様がいますので回って、最後に正面でお坊さんに額にちょこっとなにかを塗ってもらい、手のひらに聖水?を注いでもらって飲む。

 祭壇を回るのって、日本でもありますよね。善光寺とか…。やっぱりルーツが同じだからでしょうか? なんとドゥガー専務さん(写真右)はコルカタにいるときは毎日お参りに来ているとか…。これもすごいよなー。と感心した1日でした。ちなみに私の隣がシャー会長さん。ドゥガーさんを紹介をいただき、ありがとうございました。

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2015/12/14

No.1967 はるばるここまで来てみて分かった・感じたこと

 そうそう、シリグリの駅(正式にはNew Jalpaiguri

駅)に到着したら、シリグリの郡関係の方が、得意の「花束贈呈」をわれわれ全員にしてくれました。そういうことなんです。これが歓迎の意味を現しています。上田さんももう慣れています。昨日日曜日もなんだかんだでまたいただきました。花束に慣れてきています。

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 13日は日曜日だったのですが、シリグリの郡関係のみなさまに大量にご出場いただき、西ベンガル州肝いりで始まったファーマーズ・マーケットや地方卸売市場を見学させていただきました。マルダ地区の続きという感じです。

20151213_with_siliguri_district_off

  日曜日ですが、マーケットは営業している所が多く、農家が生産物を持ち寄って、それを降ろしが買い、あるいはそこで小売業者に販売するという形がメイン。一般消費者が買いに来るという形態ではありません。

20151213_dhupguri_market

 で、問題は、バングラデシュとの国境までが5Kmとか、ブータンが近くて携帯に「ブータンにようこそ」なんて出てしまう所まで来たにもかかわらず、こちらの「勝手な想像」反して、実はあまりに普通というか、きちんとした町なのです。

 驚いたのは道路がいいこと。まるで日本の一般道路。がたがたしてません。西ベンガル州がこの3年とか4年で相当がんばって道路整備をしているようです。

20151213_at_morning_walking_at_sili

町もそこそこきれいです。

まるで秋を思わせるようにすがすがしい天気です。

緑が多くて、有名なダージリンまでは70Km。茶畑があります。

牛が大量に田んぼの中で草を食んでいます。

エベレストとかヒマラヤの山脈が見えません(まだ遠いです)

観光地の中心なので、しっかり賑わい、ダージリン行きのバスとか相乗りタクシーがたくさんいます。ただし、写真のように、なんでこんなにバスの屋根にたくさん積んで行くのか不思議な光景もありますが…。

20151213_long_haul_bus_putting_bagg

泊まったホテルが、まるでちゃんとしています!?

ホテルのバーがまるで日本の観光ホテルのカラオケバーです!

昼食に連れて行ってもらった地方市場のそばのレストランの内装が、まるで日本のスナックでした!?

 

ともあれ、いい意味で裏切られましたが、それでもここまでやってくると国境を意識します。日本人には普段はない意識です。説明で:

「この川を25Km下るとバングラデシュです」

20151213_view_toward_bangladesh_25k

80Km上がっていくとブータンです」

「このトマトを600Km西のネパールまで持っていきます」

20151213_maynaguri_farmars_market_2

なんて言われると、「あー、そんなところまで来ているんだ」と地図が頭の中を回ります。

逆に「期待通り?」だったのは、農家が零細が多く、収穫した農産物を運ぶための軽トラックとか、その他農機具をほとんど持っていないこと。だから人力で市場に持ってくるので、一人30Kgとか50Kgとかの収穫を最大でも10Km離れたところから荷車などを使ってしか持ってくることができないこと。だからどうしても仲卸しがいろいろ手配をしなくてはならないようです。

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いろいろ思うことがあるのですが、やはり自分で現地に来て現物を見てみないと分からないし、逆に丁寧にご案内をいただいたことから、この2日間でさらに自分の考え方が立体的に組み上げられたという感じ。そして、普段は日本の地図を中心しか考えていない自分がいることがよく分かります。ここから見たら逆に日本は遠いんですよね。

日曜日なのにみなさんには申し訳なかったのですが、私のいろいろ話しにも納得していただいた部分もあり、まあ良かったかなと…。ここまで来たんだから、ダージリンとかアッサムにも行ってみたいのですが、さすがに今回はムリ。

ということで、最後は「元気な上田さん」の様子をご報告し、月曜日はさらに2カ所ほどマーケットを見学してから、コルカタに戻ります。

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2015/12/13

No.1966 マルダは不思議

 安倍総理がインド訪問中です。日本びいきのインド。さすがにこのニュースはいろいろと合意をすることもあって2番目の扱い。1番目はどこもパリの地球温暖化会議のことでしたが、これだけ大きく報道してもらうのはいいことです。パリのときも日本は報道するけど、海外メディアは他の首脳ばかり映していました。政教分離とは言うけど、ヒンズーの聖地、バラナシにモディー首相と行って儀式に参加したのは、インドに貸しを作った感じだと言われてます。モディー首相の選挙地盤でもあるからです。モディー首相、地方選挙で負け続けているからとか。ともあれ、日本とインドの関係が良好だということで、私がお会いしている方々も本当に好意的でありがたいです。

 

 それにしても、ご縁がなかったらインドのマルダ(Malda)なんて町に来ることはなかった。 6時過ぎに起きて外を見たら、靄で視界がゼロに近い状態。霧の摩周湖!? 

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 西ベンガル州政府の方に推薦いただいたホテルなのでそれなりのホテルも、なんとなく地方の観光地のホテルに、オフシーズンに泊まっている感じ。今晩は西ベンガルの州知事もここに宿泊するとのことですが、どうもカラオケルームのような食堂(こういう表現の方が合っている)ではスタッフが慣れてないというか、なかなかオーダーが通らなかったり。まあそれはそれでOKです。

 

 

 この町の野菜と果物の中央卸売市場を見学。English Bazarと言われているように、イギリス統治時代の影響があるようなんですが、今はその面影全くなし。

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 巨大な量を生産しているマンゴー専用の荷受け場がありました。もちろん5から7月がシーズンなので、今は野菜と果物と言っても閑散期。それでも気温が25度以下なので、さすがに状態がいい野菜・果物の方が多いです。ピーマンとか結構美味しそうだし。

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 やはり夏場に40度を超えてしまう気候で冷蔵設備がないことが問題。30%とか40%の農産物が腐って捨てられているという問題は深刻です。

 

 そもそも大量に作っているけど、すぐに悪くなるので、一番近い輸出はバングラデシュが多いとか。それじゃお金にならないだろうと思って聞いたら、やっぱりそうでした。その辺みなさん自覚している。捨てる野菜は、牛が食べてました。

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 今日の不思議。市場を見学後、ファーマーズ・マーケット2カ所を見学。その後マンゴーの畑を見学したのですが(とにかくマンゴーばかりでビックリです)、終わってからマルダ郡の区長さんとお目にかかるために、郡のオフィスを訪問。区長の公邸みたいな所なのですが、区長とお目にかかる前の午後2:30過ぎに、なぜか写真のような「チキンカツレツ」を出されて…。お昼は済んでるんですよ!? インドのおもてなしというのは不思議。前回も訪問先で午後5時過ぎにホットサンドイッチ出されて…。何か出さないといけないというのは、なんとなく精神的に日本人と似ている感じがします。

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 午後7時半過ぎにマルダの駅から、昨日来た同じ列車に再び乗って、Siliguli(シリグリ)という町に向かいます。お世話になった郡関係の方々と記念写真。上田さん、お腹の調子がいいので元気です!

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到着は午前0時くらいになるそうです。東がブータン、西がネパールという場所。なかなかこんな所に行くチャンスないです。北はダージリンで、紅茶が有名。今日行ったマルダもバングラデシュがすぐ近くで、雰囲気がカルカッタとは大きく違ってました。

 

 そして、23:40ついに到着。17度くらいで涼しい。でも、現地の人は寒そう。寒がりなんでしょうか!? なんとなく稚内の駅に到着したような感じです。

土曜日の深夜にもかかわらず、シリグリの郡関係の方が迎えに来てくれていてありがたい。さて、ヒマラヤとか見えるんだろうか?なんて呑気なこと言ってないで、明日も日曜日にもかかわらず、マーケットと生産者の見学に行きます!

 あー、時差の関係もあるから、ここまで来てNCAAのバスケットの試合なんて観ている場合じゃないなー。

 

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避難する前に倉庫の機材を停止する『「事業継続」のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル』

 

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