No. 3813 EVトラックの将来(アメリカでは)
アメリカではカリフォルニア州で厳しい法律が出来たことから、EVトラックの普及が急がれています。これに伴って、トラック用のチャージングステーションを作ろうというベンチャー企業が土地と充電設備を急ぎ作っているらしいのですが…。
1)EVトラックは普通の軽油で走るトラックよりも車輌価格が3倍は高い
2)走行距離が1回250マイル程度なので、地場輸送にしか使えない。たくさんのチャージングステーションがないと、トラック運送事業者が導入を決断できない。
3)充電時間が当然乗用車よりもかかる
という問題で、ハードルはアメリカでもなかなか高いようです。
さらに、これに自動運転トラックはどうなのか? 自分の会社の倉庫間ならともかく、人様の倉庫に行って、勝手にトラックが到着して黙って駐車して「さー、荷物降ろして頂戴」というのも、かなりのルール決めが必要で、アメリカでもなかなか大変みたいです。
言われてみればそうですね。
さて、これらのハードル、どうやってクリアしていきましょうか? 日本はもっと難しそうです。
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#EVトラック#自動運転トラック#カリフォルニア州のトラック規制
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