No. 3658 トラックの社名表示の不思議
私はトラック運送業に携わっていますが、いまだに業界の一部の風習?でわからないのが、この写真にあるような「トラック側面への社名の書き方」
1)車道側(トラックの左側面)は読みやすいように左から右に書いている
2)道路側(右側面)はなぜか「進行方向に合わせて?右から左に書いている
日本語の社名ならともかく、この写真のようにローマ字を右から左に書いたら、読むのは至難の業です。で、この手の社名の書き方しているトラックが結構多くて…。
進行方向に合わせるというけど、読みにくかったらダメではないか?
もう何十年もこのこと思っているのですが、今日ついにここで発表しました。進行方向に合わせて書くという理由以外に、なにか理由をご存じの方いらっしゃいますか?
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#トラック#トラックの社名表示
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コメント
T.M 様 説明ありがとうございます。ただ、進行方向に合わせて「左側から書く」のと「右側から書く」のをトラックの両サイドで使い分けていることと、ローマ字まで右から左に書いている…。ローマ字はアルファベットなので日本語は左右どちらから書いてもは当てはまらないし…。「趣味の世界」というのがもっとも納得できますね。
投稿: 甲州屋 | 2022/06/06 12時36分
確かによく見かけます。
私も個人的に以前から気になっていたのでちょっと調べましたが、
まず、
「本来、日本語を横書きする場合は、右から左に書きます。(明治時代はまだ右から左です。)
しかし、欧米の横書きが左から右に書くので、それに準じて左から右に書くようになりました。
ということで、日本語は左右どちらから書いても問題のない言語です。」
・・・というのが前提としてあり、
そして、
「人間の目は文字が流れている方から飛び込んで来やすいので、
走行時に対向車や停止している人から読みやすいように、前から後ろに向かって読むように書きます。」
というのが有力な理由だと思います。
しかし実際のところ左から右読みに慣れきっている現代では読みにくいですね。
今もしているのは慣習だからとか、趣味の世界だと思います。
投稿: T.M | 2022/06/03 15時38分