No.2953 インドでカイゼン始めました !?
23日にデリーからコルカタ空港に到着して、あのトランプ大統領の「中国から退居しよう」という、強い言葉のツイートを読みました。想定外の言動だし、本当に出来るのかと思うし、なによりも、こんな激しい言葉を他国に浴びせた大統領は今までにいないし、とにかく規格外の大統領です。交渉相手の中国も大統領のことを全く読めないでしょうね。
とは関係なく、25日日曜日は土曜日からそのまま続行の形で、0:35コルカタ発の飛行機で帰国途中です。帰りは中国安徽省の合肥に50分立ち寄る便を選びました。合肥は既に何回も一時立ち寄りしていますが、とにかく立派な空港。中国の巨大さがよく分かります。
そして、このルート。何回も乗り降りしては機内食を食べてるので、量を考えないと太って降機することになります。
で、コルカタから昆明に到着して、ちょっとだけマッサージを受けてから、乗り継ぎのために朝っぱら午前8:50頃に空港で撮影したこの写真。何だと思いますか?
なんとこれ、一人カラオケボックス!!
それも、朝9時前から中に入って歌っている人がいる!
中国はすごいです。
で、ようやく本題です。
今回の出張では、いよいよ軌道に乗ってきた?流通加工(バナナの葉で野菜をラッピング)の生産性向上が一つの目的でした。モタモタしてないで、その場でやり方を変えるだけで、バナナの葉っぱをカットする工程は、コストが3分の1になりました。本当の話です。
こんなに差が出るのですから、もたもたしていて実施が1ヶ月遅れたら、どの位損したことになるか。インドの方々も実際にやって見せて「カイゼン」の効果がこんなに大きいとはとビックリしていました。そして、「カイゼンは面白い」となってくれると。
同時にオクラをバナナの葉で包む作業の短縮を図り、日本とインドのメンバーにいろいろ意見を出して貰い、今の所23秒短縮できるようになりました。80個作っているので、1,840秒、なんと30分以上の短縮です。こうやって、次はこの野菜、次はこの野菜と、ゲーム感覚で工夫をしてもらうと良いと思います。何ヶ月も掛けてやっている話しではないですから。
この方々が本気でカイゼンしてきたら、それはすごいパワーの可能性を感じます。
ということで、昨晩は午後10時半過ぎに帰宅。実は今日はなんと夜がいきなり都内でインド料理! どうなっているのでしょうか? 大丈夫です!
『「事業継続」のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル』
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