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2017/12/29

No.2594 トラックドライバーの立場で考えているか?

 今年は年末押せ押せでインドに行っていないので、忘年会だ、なんだかんだでブログをお休みさせていただきました。別にお休みしたからってお詫びする必要はないのですが…。

 ともあれ、ここに来てインドの建築関係が、今のシングール(コルカタ郊外)の第1号倉庫の建築が何とか進んでいる中、次も西ベンガル州北部での10棟建築を急がなくてはいけないというのも大変な話しです。もちろん、来年6月から9月上旬までの雨期(モンスーン)に、どれだけ第1号倉庫が頑張れるか? どういう変更を施したら良いかによって、計画は変わります。それでも、ありがたいことにお引き合いが一杯来ています。まだ本当に有効かどうか分からないのに…。

 

 そして、トラアポもここに来て大量のお問い合わせを受けていて、なかなか大変です。トラックドライバーの待機時間をどうにかしたいということで永年訴えてきましたが、来年度予算でも国交省が補助金を出していただけるとか。

まさかそういうことになってしまい、、俄然みなさんが注目していただけるようになりました。こんなに反響があるとは…。

 それにしても、予約って簡単そうに見えるけれど、居酒屋の予約と違いますからね。その辺、永年アメリカに行って研究してきた自負もあるけれど、日本人は待つのが平気だと思っていたのが、手のひらを返したようにこれだけの引き合いをいただけること自体ビックリしています。まあ、そんなもんなんでしょうね。最後はこの予約システムをいかに売るのではなく、いかにドライバーの職場環境を良くしてあげられるか? それだけだと思います。しかし、ドライバーの立場で考えられるという人が少ないのも事実。今日は会社の納会でしたが、ドライバーは明日も明後日も元日も動いている人達が多いのです。その気持ちが分からないやつらに、こういうシステムを考えることは難しいでしょう。休日が多くなればなるほど、休みに配達しなくてはならないし、配送センターは動かなくてはならないのです。その辺の感覚がずれまくっていると、上っ面だけの仕事になって、なかなか改善しません。その意味で、アメリカははるかに進んでいると思うのです。

 ということで、年末年始は現場を回りたいと思います。昨年は1231日にインドから帰国だったので…。

 

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