No.2344 ヤマトって不思議
しかし、ヤマト運輸というのは変わった会社ですね。宅配便の5割近くのシェアを持っていながら、実質未だに値引きをして量を確保していた。不思議です。アマゾンの比率が4割に達していると言っても、断って残っている6割のお客さんに対して2割値上げすれば恐らくトントンになるのでは? アメリカの宅配業者、UPSとかFEDEXは毎年値上げしているし、実際アメリカで宅配便送ろうと思うと、結構高いなーと思いますが、実は日本が安すぎるのだと理解。マクドナルドのセットだって10ドル以上はするでしょ? 日本は「値段を上げてはいけない」という変な呪縛にかかっているのだと思います。
ということで、ついにヤマトの労働組合が春闘の一環として「これ以上の荷物の増加はムリ」と経営側に申し入れたのは画期的だと思います。そもそも、ヤマトも佐川もお土産を送るときに、絶対に「もうこれ以上は運べません」と言わない。これってどういうことなんでしょう? ということで、どこかでムリがあった。
このニュース、ようやく大手マスコミが取り上げてくれました。読売も朝日も毎日もNHKも取り上げてくれたので、ようやく運送業界の苦しみが一般の方々に分かっていただけるようになりました。でも、アマゾン、宅配だけではなく、日本で一番動いているモノは「建築関係」なんです。次は宅配便だけでなく、そういった「普通に動いているモノ」を運んでいる方々も大変だと言うことを分かっていただけるとうれしいです。
お店の名前は教えません!? 関東営業所のブログ
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