No.1821 石の上にも17年!
本日は恒例の川崎陸送QCサークル代表発表大会。サークル数が増えたので、今年は5地区で予選を開催。各地区上位2チームx5地区+(5つの地区の3位のチームの中で最高点のチーム)、合計11チームが決勝に出場。最後のチームはいわゆるワイルドカードです。
1998年から始めて、今年で17年。物流に品質管理の考え方をなんとしてでも!と思いながら諦めないでずっとやってきていますが、従業員の方々にとっては「やらされ感」があるでしょう。これはどこのQCでも同じで、ゲストにお迎えした日科技連の阿部先生からもその点は指摘されています。
それでも、継続は力なりで、やっていないよりやっている方がずっとまし。それがなかなかみんな自分では自覚できない部分があるのだと思います。もちろん大手自動車メーカーのサークルのレベルにはまだまだ及びもしませんが、仕事について考える、それを数値的に分析してみる、対策を考えるなどの一連の「QCストーリー」がとても大切。実はこのQCストーリー、普通の仕事でも当然使えます。しかし、それもまだ理解できない人が多くて…。QCはQC。仕事は仕事と分けて考えちゃうのは損なんですが。それでもこの取り組みは永遠に続きます。
今日の優勝は京都営業所の「Mixジュース」チームの「ピッキング作業効率の向上」というテーマでした。初優勝おめでとうございます。
出荷準備をするために一人1時間当たり扱うケース数を29%アップできた取り組み。作業動線を改善したり、倉庫から荷物を揃えるためのピッキング方法を変えてみたりと対策を打っての結果です。この手の改善、これで満足することなく、さらにもっと上を目指すと、どんどん数字が上がっていきます。是非ともしつこく追いかけて欲しいです。
ということで、終了後は恒例の懇親会。鳥栖営業所、山口営業所などからもみんな来てもらい、帰りは最終便で帰ったりと、かなり遅くなってご苦労様でした。それでも、この時間と労力、そして旅費は絶対報われると思っています。じゃなければ17年も続けていない。
まだまだ大手に比べたらひよっこの当社のQCですが、亀の歩みでも前進することが大切なのです。
写真は発表する赤穂営業所「ひよこ物流」チームの淀澤さん
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