No.1814 日本版ツクツク
今日は静岡県の清水に行ってきました。午前中は東海大学を訪問、午後は川崎陸送の清水営業所、そして夕方は山梨総合運輸の清水営業所。44年近く続いた当社のマーガリンや油脂の輸送がこの6月末で終了し、川崎陸送清水営業所を7月末で閉鎖することに伴う、ご挨拶もしてきました。このことは後日また詳しく。
先日日本エレクトライクという会社が、インドから3輪のTkuTku(ツクツク)を輸入して日本仕様に電動配達車両に仕上げたという話題。実物は日本エレクトライクさんのサイトでご確認下さい。
なるほどピザの宅配とか、郵便配達、それから何がいいでしょう? いろいろ考えられます。なかなかのアイデア。でも100万円近くするそうです。日本の安全基準に合わせるには、倒れてもまあしょうがないかという訳にはいかないですから、これはこれでそのくらいの金額で売らないと採算合わないんでしょう。
私がインドで見てきたこの手の車両の使い方って、結局は「安い賃金の人が乗らないと採算に合わない」ということなんですよね。さて、それが日本のような国でできるだろうか?
インドでタクシーのランキングを見てみると、一番下が自転車で引っ張るタイプ。次がこのツクツク、そして黒いスズキやヒュンダイの軽自動車(エアコンなし) その上が同じ軽でもブルーと白のカラーリングのエアコン付き(ドライバーは英語が話せる) そしてその上がトヨタのセレナのワンボックスエアコン付きタクシーという感じで、当然稼ぐ金額が違ってくる。
150Kg程度しか運べないツクツクタイプのこの車両を日本でどう活かして採算を取るのか? アルバイトを前提としたビジネスモデルが限界に来ている中、さてどうなんでしょう。どういうビジネスが利用するのか興味があります。
机上演習! 『「事業継続」のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル』
間違いなく届ける活動が物流「ヒューマン・ロジスティクス」のお求めはアマゾンで
今でも回転が速いしょうひんだろうか?「リーン・ウエアハウジング」のお求めはアマゾンで
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- No. 3992 七夕で、ぞろ目で、インドのお話しです(2025.07.07)
- No. 3991 来年は独立250周年(2025.07.06)
- No. 3988 インディアナ・ペイサーズ(2025.06.23)
- No. 3987 ニューヨークも猛暑らしい(2025.06.22)
- No. 3986 エア・インディアからの手紙(2025.06.20)
「運輸業」カテゴリの記事
- No. 3972 インドでドライバーのレベルアップ(2025.04.12)
- No. 3949 12月7日(土)NS物流研究会です!(2024.11.23)
- No. 3906 女性が活躍できる職場作り(2024.06.22)
- No. 3902 インド総選挙開票速報(2024.06.04)
- No. 3882 時速90Km(2024.02.27)
コメント