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2014/06/24

No.1481 ヒストグラムで新しい景色が見えてくる

 エジプトでアル・ジャジーラの記者が収監されたというニュースには驚いています。これってありなんですか? 都合の悪い情報を流布したからって、刑務所行き? なんだかこういう国が増えているようです。

 明日は5時からみなさんテレビでしょうか? 私は山梨に行かなくてはなりません。長い一日、みなさん寝不足になるのか!?

 

 今日は夕方、川崎陸送関東営業所と、坂戸流通センターの一人当たり生産性を改善しているプロジェクトの発表5チーム分を聴きました。やはり昨年から何回も何回もPDCAを回して、いろいろな切り口からトライしている発表は、ここに来て説得力もあるし、効果も出てきました。

 そして、それ以上に大きいのは、単なる平均を計算するだけでなく、データのバラツキ(今回の場合はトラックの荷卸しにかかる時間のバラツキ)を、ヒストグラム(度数分布図)というグラフで表現したこと。これによって、まったく新しい景色が見えてきて、この問題を解決するために、新しい発想での解決策が浮かんできました。平均値を下げるのも必要ですが、最大と最小の幅を狭くして、一定の枠内に収まるようにすることも大切。

 物事、ワンパターンの切り口ではダメで、いろいろな側面から分析してみて、いろいろな姿を捉えて考えてみる。カイゼン活動だけでなく、すべてにおいて大切なことだと思いました。

 物流の大切なところは、こうやって現場での改善を、数値で示して改善していくこと。製造業では当たり前のことですが、これを物流の現場にもっと浸透させなくては、働く人の環境も何もよくなりません。一歩ずつですが前進です。

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