No.1205 ハンズフリーでも危険
昨日の亜細亜大学訪問で最も驚いたこと。大江先生からのお話で、なんと出欠を携帯とスマホで採っている! そして小テストを携帯・スマホに送っている! 本当!? しかし、小テストの方はうまくいっていないようで、携帯の機種によって機能しないなど、学生さんには不評のようです。
携帯・スマホの可能性は本当にすごいなと感心します。この小さなデバイス一つから、いろいろな可能性が生み出されています。ゲームだけではない、生産的なことがまだまだありそうです。
運送や倉庫の現場でも、スマホなどを使ったシステムが出てきていますが、問題は「現場での耐久性」 落としたり、荷物にぶつけたりなど、壊してしまう理由はいくらでもあります。
と、そんなことを思っていたら、アメリカのAAA(日本で言うJAFみたいな組織)の依頼を受けたユタ大学の研究で、ハンズフリーのショートメッセージ送信などが、単純に携帯で話しをするようも危険であるとのこと。
アメリカではボイスコマンド(音声入力)でワイパーを操作したり、フェースブックのメッセージを入力できたり、さらにはピザを注文することまで、車載の端末でできるような仕組みが若者をターゲットにして販売されています。その中でも特に音声入力で文字入力を行うのは、削除とか送信、スクロールするなど、ドライバーがそちらの方にもっと集中しなくてはならなくなって、運転がおろそかになると…。安全のためと思って作られたシステムが、逆に危険であるということになってしまっているようです。日本でもこの手の研究があります。
もちろんこれには反論もあるようですが、それでもコンピュータが読み上げる文章は聞きにくいとか、人間がやりとりする会話ではないので、集中して聞かないとダメだとか…。
そして、現在これら端末を搭載している車両はトラックも含めて9百万台。これが2018年までに62百万台になると予測されています。どこかでこのような問題に「ルールを作る」ようにしないと、事故は増えてしまいかねないでしょう。
ということで、みなさん運転中の携帯の使用はハンズフリーでも十分注意しましょう。できればやらないことが一番。
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