No.1169 物流、トラック運送にご理解を!
午後から南大沢にある首都大学東京(昔ながらで言うと、都立大学)に伺いました。日本物流団体連合会の寄付講座の中の1つ、「トラック運送事業について」の講義であります。
私にとっては3回目の訪問になります。
トラックだけではなく、少しでも物流という仕事に興味を持っていただきたいと、この仕事をお受けし、横浜国大や慶応でもお話をさせていただいていますが、なんせ学生さんは高校時代から物流というモノに対してまったく触れていない。授業がなければ、実際に生活の面で触れているのは宅配便だけですから、大学に入ってから「物流勉強しよう」とか「物流に関連する方面に就職してみようか」などというのはなかなか思い付かないでしょう。要するに分かりにくい職業になってしまっている。しかし、実際にはわれわれの仕事、生活はすべて物流のお世話になっています。
ということで、私のまさに「微力」ではありますが、一人でも仕事の上で物流を意識してくれる人が増えれば、日本はちょっと変わるのではないかと…。
実際、中国の学生さんは大量に物流を勉強しています。アメリカの大学でも物流を専攻する学生、特に中国人学生は顕著。グローバル化という名の下で、もの作りだけ考えていたのではムリ。原材料を運び、製品を世界に送り出す、それも効率的に送り出す方法がなければ、モノはまともには売れません。
と、そういうことも含めて、身近な事例を挙げて説明させていただきましたが、果たしてどうだったでしょうか? ご担当の高橋先生経由で質問にはいくらでもお答えします!
そして、帰りに構内で写真にあるような看板も発見。新一年生に対しての大学の思いやりというか、気配りというか…。まさにこれをしなくては大学生とは言えない。そんなことを思いながら帰ってきました。
『「事業継続」のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル』ベティー・キルドウ著 樋口恵一訳 のお買い求めはこちら
| 固定リンク | 0
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- No. 3993 暑すぎて築地も空いてました(2025.07.14)
- No. 3992 七夕で、ぞろ目で、インドのお話しです(2025.07.07)
- No. 3991 来年は独立250周年(2025.07.06)
- No. 3988 インディアナ・ペイサーズ(2025.06.23)
- No. 3987 ニューヨークも猛暑らしい(2025.06.22)
「ロジスティクス」カテゴリの記事
- No. 3964 インドはインフラが追いつかない(2025.02.13)
- No. 3953 アメリカ東海岸、謎のドローン(2024.12.14)
- No. 3951 BBCハードトークに田中さん(2024.12.11)
- No. 3950 NS物流研究会 発表チームが決まりました(2024.12.01)
- No. 3949 12月7日(土)NS物流研究会です!(2024.11.23)
「運輸業」カテゴリの記事
- No. 3972 インドでドライバーのレベルアップ(2025.04.12)
- No. 3949 12月7日(土)NS物流研究会です!(2024.11.23)
- No. 3906 女性が活躍できる職場作り(2024.06.22)
- No. 3902 インド総選挙開票速報(2024.06.04)
- No. 3882 時速90Km(2024.02.27)
「人材育成」カテゴリの記事
- No. 3949 12月7日(土)NS物流研究会です!(2024.11.23)
- No. 3938 就職説明会(2024.10.13)
- No. 3919 祝訪印50回?(2024.08.02)
- No. 3911 新人にマニュアルを作ってもらう(2024.07.05)
- No. 3893 広島商船高専に伺いました(2024.04.11)
コメント