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2013/02/24

No.1097 大十、畠山会長の人柄と「たま駅長」

WBCの強化試合、対オーストラリア戦やってますが、日本って、どうして最初からメジャーに行かなくてはいけないと思うのか…。マイナーから初めて、徐々に上がればいいのに。その方が英語も勉強できる。

朝、6:15に家を出て、羽田7:20の飛行機で一路関空へ。新幹線で行っても、7:05品川発のぞみですから、ほとんど同じ。それなら飛行機の方が余裕があるということで。8時半過ぎに関空に到着して、なぜか「ぼてじゅう」のモーニングメニュー! 要するにお好み焼きの鉄板を利用しての「お好み焼き以外のメニュー」があります。なるほど。ということでホットドッグとスクランブルエッグのモーニングを。結構いけます。もちろんモダン焼きを朝の9時から生ビールと一緒に食べてる方々いらっしゃいました。


昨日も書きましたが、大十株式会社の畠山会長さんは享年77歳。和歌山県は海南市にある飲料(果汁)工場の輸送を一手に引き受けられ、川崎陸送とはコカコーラのHi-Cというオレンジジュースが製造された、恐らく昭和58年とか59年からのお付き合いなのでは。和歌山経済連という、いわゆる「みかん農協」の飲料工場の足回り=トラック輸送を、一代で築き上げた大十という会社で支えた。和歌山経済連の方には失礼と取られるかもしれませんが、私は海南、桃山の両飲料工場は、畠山社長の熱い仕事があったからこそ足回りが確保されて、近畿圏への配送が可能となり、工場としての「バリュー=価値」が出たのだと思っています。川崎陸送のOB達も海南・桃山には足繁く通いましたし、すばらしい工場なのですが、やはり地理的なハンデを克服させたのは、畠山さんの力が大きいと思っています。物流って、そういうモノなんだと。だからこそ、77歳でお亡20130224くなりになったのは惜しいし、私の父もあの世でビックリしているかと…。合掌。

さて、関空から日根野に出てJRで和歌山へ。そこまでは普通でしたが、そこから告別式が行われた貴志駅に行くべく「和歌山鐵道貴志川線」に乗ろうと切符を購入しようとすると、駅員さんが「今日中に戻ってくるのなら1日乗車券がお得です」と何回も説得するので、当然片道360円の切符よりも、1650円の1日乗車券を購入。で、いきなりその横の窓口に「たま駅長本日不在」とか書いてある。さらには「ニタマはどこどこ」 これって? あのネコの駅長がいる鉄道? さらにはその子分もいる? ホームに出ると、いきなり「おもちゃ電車(写真)」とか書いてあって、中に入る20130224tama_at_kishi_stationと座布団が敷いてあるし、中にはガチャポンが置いてあるし、フィギュアの展示が棚にされているし…。毎日通勤している人はどう思っているのかと聞いたら、「イチゴ電車もありますよ!」と…。すごいです。マーケティングというのはこういうことなんでしょう。私は告別式にむかっていますが…。なんだか告別式に向かう感じではないと思いながらも、「ぶらり途中下車のの旅」みたいな感じでした。まさか畠山会長が「たま駅長」を紹介してくださるとは。

20130224tama_drops_face
ということで、川崎陸送、通関東京営業所のブログに対抗してしまいますが、「今日のおみやげ」は、当然ながらタマ駅長の関連で「たまドロップ」 よく見たらサクマ製菓さんが販売されてる、1缶250円であります。一応裏表掲載させて頂きます!?

東北が大荒れの天気と聞いていますが、こちらは畠山会長の人柄からか、和歌山らしい快晴。超短時間の滞在でしたが、とてもすばらしい和歌山を経験させていただきました。タマ駅長が不在だったのだけが残念。替わりが置いてありましたが…。

ということで、東京に戻って、明日は名古屋に日帰りです。

川崎陸送が10日前にリニューアルオープンしたHPはこちら->川崎陸送

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