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2012/11/23

No.1004 この国の道路をどうやって更新していく?

いきなりですが、マドンナが長年持っていたニューヨークのマンション、それも3つの部屋というか、区画を一緒にしたというsix-bedroom, eight-bath property of more than 6,000 square feet(寝室6つ、浴室8つ、169坪以上)豪邸が2350万ドルで売りに出されているようです。ページに入られてクリックするとスライドショーが出てきますので、ミーハーの方々はどうぞ!? 非常にシックなインテリアで、1980年中旬に購入してから余り変わってないとのこと。そういう趣味なんだ、等と感心。

http://homes.yahoo.com/blogs/spaces/live-madonna-material-world-23-5-million-071802229.html

 

まじめな話として、地球温暖化による「極端な天気」が交通網にも影響を与えているのはご承知の通りです。アメリカのハリケーン、サンディーが地下鉄や航空網を全面的にストップさせたのは記憶に新しいことですが、テキサス州のダラスでは、滑走路のアスファルトが何日も続いた高温で柔らかくなってしまって、飛行機が着陸のときにへこみにはまってしまったなんてトラブルも。

 

日本でもゲリラ豪雨で鉄道や道路が寸断されるという問題がいくらでもありますが、このClimate Change=気候変動という言葉がアメリカではどうも「左寄りの発言」と思われてしまうのが面白いところです。特に保守色の強い南部から西側ではこの言葉はある意味御法度。要するにCO2削減とか、省エネというのが、なかなか受け入れられないようです。

 

でも、日本、アメリカも、どの先進国も道路や橋が老朽化しています。この問題はたまに語られているけれど、真剣に議論されていません。戦後営々と作ってきた日本の道路や橋のネットワーク。これを経済政策のためとか国土強靱化とか軽い言葉での投資で更新するなんてことはとてもできない。これから50年かけてどう更新していくのか、その財源をどうするのか、捨てる国道や橋を敢えて決めるのか? 景気対策だ強靱化だという問題ではないでしょう。

 これから毎年いろいろなところで自然災害による事故が起こり、想定外だというコメントが出て、応急の修理を行い、そしてまた災害が起こります。やっぱり次の世代にやってもらおうという先送りなのでしょうか。道路は少なくともわれわれ運送会社にとっては商売道具ですから、物流の将来がどうなるか心配です。

川崎陸送の仮設HPはこちら->川崎陸送

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