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2012/10/29

No.979 当社の事業継続と大株主様のパトロール

午後から川崎陸送の葛西流通センターで東京中小投資育成株式会社による「下町地区社長会」のセミナーが行われました。下町地区社長会というネーミングがすばらしい!? そして、その講師が私でして、葛西流通センターの倉庫や自家発電機、フォークリフトのバッテリーによる電源バックアップなどの見学付き。それに加えて、最後は管理棟で懇親会。

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中小投資育成株式会社に投資いただいている会社の社長さん方にわざわざ葛西の倉庫団地にある当社まで足を運んでいただき、ありがとうございました。倉庫なんてなかなかご覧になることがなかったと思います。

そして、それ以上に倉庫でのセミナーの準備をしていただいた中小投資育成のみなさんも大変だったと思います。

 

ともかく、午後2時半から開始して、私の事業継続、BCPの話を勝手に1時間半ほどさせていただき、当社が3.11以降どんなことをしてきたか、トップが優先順位を付けて何を守るか、何を捨てるかを決めるべき等、ご説明をしました。

もちろん、『「事業継続」のためのサプライチェーン・マネジメント実践マニュアル』についても、押し売り的に宣伝させていただきましたが…。でも、大切なのはBCPは作戦行動です。そして、「止めてはいけない機能とは何かをトップが決めること」です。それがないと会社はいざというときに一糸乱れずに動くことはできません。

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ともあれ、当社としては大株主様である東京中小投資育成株式会社の荒井社長まで当社の現場に「パトロール」にいらっしゃったということで、それなりに緊張しました。出資先がちゃんとやってるか?をきっちりチェックにいらっしゃる。これは緊張します。

準備をした菊谷所長、北村副所長ご苦労様でした。私の講演後、3班に分かれてみなさんに当社のオペレーションをご覧頂き、私どもの勝手にやっていることについてご理解を頂いたのではないかと思っています。

 

今日は日刊工業新聞社の記者の方、さらに物流業界紙のカーゴニュースの記者の方にも来ていただき、マスコミの方にもPRできたのか? ちょっと不安ですが。

見学の最後には「迫力ある自家発電装置の起動」をご覧頂きました。轟音?とともに頼もしくスタートする当社の発電機をご覧頂き、その後は管理棟で懇親会。最後は「トップが決める」というのが今日のメッセージであります。

今日いらっしゃった方々は、私や社員が普段お付き合いしている方々とはまったく違う業界の方々です。日本政策金融公庫のお取引先の方もいらっしゃったということで、お話をさせていただいた中でも、いろいろ違う視点をいただけました。

そういう意味で、とても新鮮な一日でした。

 

明日は午後、茨城県の龍ヶ崎へ、流通経済大学の講義に行って参ります。

 

川崎陸送の仮設HPはこちら->川崎陸送

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