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2012/10/02

No.952 ロジスタは物流の基本をお教えします

昨日突如としてご紹介した「ロジスタ」ですが、そもそもこの物流教育というものが日本ではほとんど学校になく、まして中学や高校では教えられません。そして、なぜか会社に入ってみると、突然物流をやらなくてはならないことになる。なんの基礎教育もなく、すべては「OJT」 現場で学べです。

それにも限界がありますよね。まして、営業部門から物流部門に突然異動になったメーカーの方が、トラックの専門用語なんて分かるわけない。

トレーラーとトラクターの違い、セミトレーラーとフルトレーラーの違い、積載可能重量はどう決めるのか? 倉庫の3期制って何? 荷刷りとは? 鉄道輸送の12区って? 車輌留置料って何? 第5輪荷重って? カルーセルラックってどんなもの? トラックの「あおり」とか「ジョローダー」「ラッシングレール」って一体何のこと?などなど、いろいろ知らない言葉がたくさんあるはずです。そういう言葉を知らないで、知ったかぶりして現場で話すとやっぱりまずいですよね。今さら聞けないし。ということで、ご自宅でこっそりと見て勉強していただこう、あるいは学生さんたちに見ていただいて、物流の基礎を知っていただこうというものです。

 

日本にそういう教科書がなかなかないよねと思っていたのですが、今やビデオの時代。YouTubeでご覧いただくのが手っ取り早いです。1つの授業が大体10分くらいで収まっていますので、お気軽に勉強していただけると思います。講師陣は一切顔を出しません。黒板に書くスタイルで、しっかり頭に入れていただくためです。

アメリカの「カーン・アカデミー」のスタイルを真似させていただきました。ペンタブレットで上手に書けないので、字が下手で申し訳ありませんが…。

 

ということで、このロジスタが少しでも皆様のお役に立てれば、物流も良くなるかと。

ちなみに、一番最初にアップした「5つの輸送モード」という授業は、19809月に私がアメリカに行って初めてボワーソックス教授から受けた授業の内容であります。そう、32年経過しても変わらない基本なのです。

 

川崎陸送の仮設HPはこちら->川崎陸送

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