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2012/07/09

No.866 寺島さんの講演で思う「日本の港はどうなるのか?」

まずは、新入社員に対する「課題図書」についての質問を受けて、週末、本の当該部分を読み直して回答を書き、今日その回答を再度読み直しました。これなら回答としてはある程度大丈夫かと…。きっちり回答してあげたいです。それでも分かってくれるかな?

 

次は、今日東京商工会議所港支部の講演会で聴いた、テレビによく出てくる寺島実郎さんの講演。氏のかつてからの持論である、日本海側の港がこれからもっと栄える。輸出には日本海側の港を使って、釜山経由での方が割安というのは、私もまったくもって同感。震災後の仙台港は山形の酒田港、福島は新潟港、岩手は秋田港と東西に連結すべきというのもその通りです。

事実、東京が日本では最大の港になっていますが、実質「輸入港」になっていて、輸出とは関係ない状況であることは事実です。その辺をしっかり見極めていられるというのは、物流業界に身を置くものにとって、さすがだと思います。

 

で、質問の時間がまったくなかったので残念なのですが、2014年にパナマ運河の幅が広がって、そこを通るコンテナ船が巨大化するとき、さて、日本の輸出や貿易はどう変わるのでしょうか? 私にとって、パナマ運河の拡幅は、日本の港湾にとって決定的な影響をもたらすと思っているのですが…。中国~米国東海岸の直行便が激増するので、日本に船が寄らなくなる。東京、名古屋、大阪、神戸港危うし。

 

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